[OSX] Snow Leopard移行メモ
発売してすぐ買ったものの、2週間以上放置していたSnow Leopardをようやくインストールしました。移行手順をちょっとメモしておきます。
環境
- MacOSX Leopard(10.5)からの移行
- マシン: iMac(Early 2008)Core 2 Duo 2.4 GHz
外付けHDDにCarbon Copy Clonerでバックアップ
以下の外付けHDDを購入し、Carbon Copy Cloner でバックアップを作成しました。これで万が一の事があっても大丈夫。
Leopardがインストールされた起動ディスクは123GBほど使用していましたが、バックアップに3時間弱かかりました。おやすみ前の作業をおすすめします。なおCarbon Copy Clonerはドネーション(寄付)ウェアです。
バックアップが済んだら、念のためこのHDDから起動できるか確認しておきます。なおこのHDDの説明書には「OS起動はサポートされておりません」と明記されているので、くれぐれも自己責任でお願いします。
さらにTime Machineでバックアップをとっておく
実はCarbon Copy Clonerを使うのは初めて。それとOSXの移行アシスタントのほうがスムーズかも、という思いがあったので、Time Machineでもバックアップをとっておきました。
さらにさらに、Snow Leopardのインストールは別パーティションに
どこまで用心深いんだというかんじですが、起動ディスクの容量に余裕があったので、Leopardは残したままパーティションを分割し、Snow Leopardは別パーティションにインストールしました。
Disk Utilityを使えば既存のLeopardはそのまま、パーティションを分割できます。
Snow Leopardをインストール
ようやくSnow Leopardのインストールを開始。Leopard上からインストールを実行できる(DVD起動でない)ようになったので、だいぶ速いですね。
インストールオプションは
- プリンタ: 「近くにあるプリンタ、および一般的なプリンタ」
- 追加言語環境: 日本語のみ
- その他: X11, Rosetta, QuickTime 7
を選択しました。
インストール直後にTime Machineから移行
インストールが終わりWelcomeムービーが流れると、「すでに Mac をお持ちですか?」画面が表示されます。今回はここでTime Machineから移行作業を実行しました。
いったんログインしてから移行アシスタントを実行することもできるのですが、その場合ログイン中のユーザーは復元することができません。別のユーザーを作るのも面倒なので、ログイン前に済ませてしまいました。
移行アシスタントで移行したもの、しなかったものは以下のとおりです。
移行したもの
- 移行したもの
- ユーザ
- ミュージック、ピクチャなど
- 「その他のファイルとフォルダ」(~/.emacsなどが対象になるらしい)
- 設定
- ユーザ
- 移行しなかったもの
- アプリケーション
- 「<ドライブ名>上のその他のファイルとフォルダ」
- (MacPortsで/opt以下にインストールしたものなどは再インストールしたい)
注意事項
今回は既存のLeopardをそのまま残し、さらに移行アシスタントでDockやメニューバーの設定を復元しました。こうした場合、Snow LeopardでDockに表示されるアイコンがLeopard上のアプリケーションを参照したままとなります。
インストール直後に設定しなおすことをおすすめします。
移行を終えて
今のところの感想としては、
- よい
- OSの起動が速い
- Finderが多少キビキビしている
- 3,000円程度というお得感
- 気になる
- VirtualBoxでWindows XPの画面が乱れる
- MacPortsでruby, Railsをインストールしたが、マイグレーションなどのRakeタスクが動かなかった(詳細未調査)
といったところでしょうか。全体的にはおおむね快調です。
参考